ふと想像しました
院長の三浦です。
私が鍼灸師になって早42年。
結構な年月を経て数万人の患者様と接してきました。
鍼灸師として嬉しいのは施術が終わり笑顔で帰って行かれる患者様のお顔を見ることです。
もちろん鍼灸や西洋医学は万能ではないのであまり効果のなかった方もいらっしゃいます。
その都度僕も色んな勉強をさせていただいてます。
それでも時として鍼灸や自分の技術の未熟さや限界を感じてしまうこともあります。
そして、比べるのはおこがましいですが西洋医学のお医者様も同じ思いでしょう。
しかし近年、幹細胞などの研究が進みトカゲの尻尾が再生されるようにヒトの臓器や手足が再生される
そんなSF映画のような時代がやってくるかもしれません。
皆さんも経験があると思いますが指を切ったり転んで膝を擦りむいたりしても皮膚は再生しますよね?
こういうことが臓器などでなぜ行われないのか不思議に思ったことはないですか?
鍼灸は外科手術のように切ったりはしません、内科のように薬を用いることもしません。
漢方的なアプローチを通してヒトが本来あるべき姿に戻ろうとする自然治癒力を助けてあげたり
免疫力を上げたり血行を良くしたりすることで患者様の苦痛を軽減していきます。
そうすることで大袈裟な言い方をするとお一人お一人のこれからの人生が病気もなく笑顔で過ごせる
毎日を送れるお手伝いができると思っています。
近い?遠い?将来
科学や医学の進歩によりこの世から病気というものが無くなる日が来ることを祈りつつ